社会理論研究第12号

2011年12月10日発行

 

特集:現代社会とファシズム

星野智:ファシズムの系譜学と現代の監視国家

松村比奈子:『みんなあなたのためなのよ』論は柔らかいファシズムか?―受動喫煙防止条例にみるパターナリズムと自己決定

研究奨励賞受賞記念講演

木畑壽信:デカルトの学問原理―幾何学的方法で構築された学問原理 第一部

論文

米村健司:情報社会とメディア―媒介性の哲学としての四肢的構造論

清家竜介:ハーバーマス公共圏再考―コミュニケーション的行為からミメーシスへ

長谷部孝司:アメリカの金融システムの変容と証券化の意味

高橋一行:知的所有論―ジジェックのヘーゲル解釈をめぐって

山口希望:山川均からみた構造改革論

研究ノート

木下真志:「最小不幸社会」と「熟議の国会」を目指して―菅直人首相の挑戦と挫折

書評

 米村健司:「部落学」という新たな学知の誕生―歴史観の覚醒と自然観の再生へ

 西舘崇:二一世紀の国際政治における「パワー」をどう捉えるか

会員動向

 櫻井善行:企業社会日本の深層に向けて―「働きつつ学ぶ」現場からの研究とは

 

定例研究会 第89回〜第94回 報告

社会理論学会理事会名簿 2010年度

『社会理論研究』編集規定

『社会理論研究』投稿規定

『社会理論研究』執筆要項

『社会理論研究』投稿原稿審査規定

活動報告 2010年度