社会理論研究第17号
2017年1月25日発行
特集 戦後史を再検証する
植村秀樹:平和国家と戦争論
木下真志:戦後政治をみる眼-首相の動向からみた1960年〜1986年
岡田一郎:革新自治体と市民参加
第8回(2015年度)社会理論学会研究奨励賞受賞記念講演
野尻英一:グローバリゼーションと構想力
論文
高橋一行:所有しないということ-アガンベンから示唆を受けて
中村哲平:ニヒリズムの時代における美と共同性の問題 ニーチェのニヒリズム論から考察する非主観的な美の概念
小島望:オリヴァー・クロムウェルにおける「ネーション」概念-ブルイリ的「ナショナルな反対」論の再考
批評
河村義人:羅針盤としての加藤周一
書評
日山紀彦:『資本論』の独自の観点からの読み解き-内田弘の「群論・仮象論」と廣松渉の「関係論・錯視論」の地平の対比を基軸に- 内田弘『「資本論」のシンメトリー』(社会評論社、2015年)を読んで
高橋一行:3・11後の日本に立ち向かうための、重層化し、積み上げられた膨大な論述 米村健司『田辺元と廣松渉-混濁した視差と揮発する痛覚のなかで-』(御茶の水書房、2015年)
米村健司:新たな「世界地図」による哲学的地平 渋谷要『エコロジスト・ルージュ宣言-続・「世界資本主義と共同体」』(社会評論社、2015年)
会員動向
小林昌人:廣松渉氏の遺稿整理を再開
定例研究会報告・総会研究報告
社会理論学会理事会名簿 2016年度
社会理論学会会則
『社会理論研究』編集規定
『社会理論研究』投稿規定
『社会理論研究』執筆要項
『社会理論研究』投稿原稿審査規定
活動報告 2015年度
社会理論学会インヴィテーション
入会申込書
編集後記