社会理論研究第18号
2017年12月28日発行
論文
野尻英一:フレデリック・ジェイムソンにおける<歴史>と<現実界>の問題-批評から社会理論への助走
清水利尚:グローバリゼーションへのバックラッシュと市民社会の危機 カール・ポランニーの「二重運動」論の視座からの考察
研究ノート
川元祥一:負の体系、その解放 日米戦争敗戦の原因『失敗の本質』、丸山真男著『日本の思想』、政府・行政の「人権意識調査」に見る日本人像
批評
志子田悦郎:「津久井やまゆり園障害者殺傷事件」で問われているもの-共に生きる社会をめざして
河村義人:知の領域の「越境」について
書評
米村健司:廣松思想の視界の継承的展開-四肢的構造論の原姿への遡行から- 日山紀彦『廣松思想の地平-「事的世界観」を読み解く』御茶の水書房、2016年
木下真志:自治体の革新性とは何だったのか? 岡田一郎『革新自治体-熱狂と挫折に何を学ぶか』中公新書、2016年
小林昌人:廣松哲学に対する問題意識が問われる 渋谷要『廣松哲学ノート-「共同主観性」の哲学と人間生態系の思想』社会評論社、2016年
会員動向
清家竜介:“新たな二重革命”と社会科学-社会学史講義から考えたこと
定例研究会報告・総会研究報告
社会理論学会理事会名簿 2017年度
社会理論学会会則
『社会理論研究』編集規定
『社会理論研究』投稿規定
『社会理論研究』執筆要項
『社会理論研究』投稿原稿審査規定
活動報告 2016年度
社会理論学会インヴィテーション
入会申込書
編集後記