社会理論学会研究奨励賞受賞作品一覧

 

1回(2005年度)

相田愼一『カウツキー研究民族と分権』

(昭和堂、1993年)

    『言語としての民族カウツキーと民族問題』

(御茶の水書房、2002年)

選考委員

栗木黛子・小松聡・塩川喜信(委員長)・玉木衞

 

2回(2006年度)

片桐薫・湯川順夫(編)『トロツキーとグラムシ歴史と知の交差点』

(社会評論社、1999年)

選考委員

栗木黛子・小松聡・塩川喜信(委員長)

 

3回(2007年度)

岡田一郎『日本社会党その組織と衰亡の歴史』

(新時代社、2005年)

選考委員

栗木黛子・小松聡・塩川喜信(委員長)・田中史郎

 

4回(2008年度)

伊藤述史『市民社会とグローバリゼーション国家論にむけて』

(御茶の水書房、2006年)

選考委員

佐治孝夫・佐藤公俊・高橋一行・田中史郎・日山紀彦(委員長)

 

5回(2009年度)

土肥誠「アメリカの経済安全保障としてのe-Japan戦略」
「マルクス経済学の現代的課題」研究会(略称 SGCIME:The Study Group on Contemporary Issues and Marxian Economics)編
 『マルクス経済学の現代的課題 第?T集 グローバル資本主義 第2巻 情報技術革命の射程』所収
(御茶の水書房、2007年)

選考委員

佐治孝夫・佐藤公俊・高橋一行・田中史郎・日山紀彦(委員長)

 

6回(2010年度)

1、木畑壽信「知の政治-共産主義の誕生 カール・マルクス、
フリードリッヒ・エンゲルス共著『共産主義者宣言』を読む」
『社会理論研究』第7号所収 (社会理論学会、2006年)
2、木畑壽信「ミシェル・フーコー権力論の『権力』概念
-言語的実践とダイヤグラムの作動」
『社会理論研究』第8号所収、(2007社会理論学会、2007年)
3、木畑壽信「意味と理解-ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタインと
マックス・ウェーバー」
『社会理論研究』第9号所収 (社会理論学会、2008年)
4、木畑壽信「政治にとって階級闘争とは何か-渡辺雅男『階級政治
-日本の政治的危機はいかにして生まれたか』を読む」
『社会理論研究』第10号所収 (社会理論学会、2009年)

選考委員

佐治孝夫・佐藤公俊・高橋一行・田中史郎・日山紀彦(委員長)

 

7回(2011年度)

1、小林昌人・高橋純一編、廣松渉著『廣松渉コレクション』第3巻
「読み直されるマルクス」(情況出版、1995年)
2、小林昌人編、廣松渉著『廣松渉哲学小品集』
(岩波書店、岩波同時代ライブラリー、1996年)
3、 廣松渉編訳・小林昌人補訳『(新編輯版)ドイツ・イデオロギー』
(岩波書店、岩波文庫、2002年)
4、小林昌人編、廣松渉著『廣松渉 マルクスと哲学を語る
 - 単行本未収録講演集』(河合文化教育研究所、2010年)

選考委員

木下真志・佐藤公俊・高橋一行・日山紀彦(委員長)


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2012〜2014年度は該当者なし。

 

8回(2015年度)

「米国におけるモイシェ・ポストンを中心とした社会理論の紹介と、
その批判的、発展的考察への貢献」
1、野尻英一「『時間・労働・支配』訳者解説」
(モイシェ・ポストン『時間・労働・支配
--マルクス理論の新地平』筑摩書房、2012年)
2、野尻英一「〈商品空間〉の彼方へ」
『ちくま』第五〇〇号所収(筑摩書房、2012年)
3、野尻英一「否定性、歴史、資本の有機的構成
--主体性変容の原理論のための試み」
『社会理論研究』第一四号所収(社会理論学会、2013年)
4、野尻英一「時間の支配:資本の有機的構成の呪縛
--ポストン・ホロウェイ・ネグリ」
『変革のアソシエ』No.15所収(変革のアソシエ、2014年)

選考委員

木下真志・星野智・吉田憲夫(委員長)


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2016年度は該当者なし。

 

9回(2017年度)

1、米村健司「田辺元と廣松渉
--混濁した視差と揮発する痛覚のなかで--」
(御茶の水書房、2015.11)
2、米村健司「アイヌ・言葉・生命
--西田幾多郎と廣松渉の地平から--」
(御茶の水書房、2014.1)
3、米村健司「丸山眞男と廣松渉
--思想史における『事的世界観』の展開--」
(御茶の水書房、2011.12)

選考委員

高橋一行


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2018年度は該当者なし。

 

10回(2019年度)

1、五十嵐仁・木下真志・法政大学大原社会問題研究所編著
『日本社会党・総評の軌跡と内実 20人のオーラル・ヒストリー』
(旬報社,2019年)
2、木下真志『五五年体制と政権交代 政治学の深化に向けた一考察』
(旬報社、2019年)

選考委員

山口希望


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2020年度は該当者なし。

2021年度は該当者なし。

 

11回(2022年度)

1、西角純志『元職員による徹底検証 相模原障害者殺傷事件──裁判の記録・被告との対話・関係者の証言』
(明石書店、2021年)
2、西角純志「戦後障害者運動と津久井やまゆり園──施設と地域の『共生』の諸相」
(『専修人文論集』(No.103 、2018年)
3、西角純志「根源悪と人間の尊厳について──アイヒマン裁判から考える相模原障害者殺傷事件」
『専修人文論集』(No.105、2019年)」
4、西角純志「法・正義・暴力──法と法外なもの」『社会科学年報』
(No.54、2020年)
5、西角純志「優生思想はどのように語られてきたか──優生学の言説をめぐって」
(『専修人文論集』(No.109 、2021年)

選考委員

高橋一行


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