■ 活動主旨

国内のプログラム

フットルースは、MIUSAのメンバーや全米各地の参加グループを日本に迎えて、交換プログラムを国内でも実施しています。これまで日本とアメリカの障害を持つ人々の抱える問題について意見を交換し合ったり、日米の参加者が一体となって浅草の町でウォークラリーを繰り広げたり、伝統芸能の和太鼓の指導を受けるなど、多様なプログラムを行ってきました。

日本の参加者からは、「アメリカの障害を持つ人たちの明るさと積極的な態度に驚かされました。」という声が多く聞かれました。

   

国外のプログラム

フットルースは、MIUSAの行う「リーダーシップ養成プログラム」に参加しています。プログラムの内容は、フットルースとMIUSAの話し合いで決められます。主な目的は、アメリカの障害のある人の自立運動や権利について学ぶことと、水泳や川下り、乗馬などをいっしょに楽しんで、「ちょっと工夫すればいろんなことができるんだ」ということを、障害のある人にもない人にも実際に体験してもらうことです。

障害のある人とない人とが、介助する側とされる側という、一般的に考えられている役割の垣根を壊して、「その人の条件でできることはし、できないことはお互いに補う」というのが、プログラムに参加する上でのフットルースの基本姿勢です。

このような経験を通して参加者たちは、「障害のある者もない者もみんな同じ人間なんだ、教えあったり、励ましあったり、それが人としての係わり合いの原点なんだ」と、実感するようです。

このプログラムは、アメリカの中でもバリアフリー化が進んでいる地域であるオレゴン州の街ユージーンで行われます。